Halo:CEA クリア

■　ストーリー
マスターチーフが活躍するよ！

コヴナント軍に襲われ逃げた先がHaloと言うリング状の宇宙に浮かぶ巨大な建造物。
このリングの謎とコヴナントとの熾烈な戦いを描いたトリロジー作品の第一作。
リングは実は、約25000光年の範囲内の知的生命体を消滅させる超巨大マップ兵器。
フラッドという寄生生物を根絶させるために宿主となる知的生命体を消滅させるのですが
コヴナントはリングは宗教的な意味のある物と解釈し、起動させようとする。
リングの効果を知って阻止し破壊しようとするマスターチーフのお話。

■　システム
今回CEAの売りであるリアルタイムでオリジナルとHDグラフィックの切り替え。
それもあってか、基本的にHalo1のエンジンやシステムがベースとなっているので
Halo3以降のポイントやメダルが無かったりCOOPシステムも付け足した感があります。

そしてそのグラフィック切り替えのせいでCOOPをするとクライアント側には
ラグと言うか操作遅延が発生してしまいます。
ラグだと撃って着弾が遅れるとかですが、単純にボタン押しても0.3～0.5秒ほどの遅延が。
オリジナルにすると軽減されるようですが、結構やりにくいです。

■　グラフィック
グラフィックの切り替えで今までポリゴンみたいな岩が綺麗になったり
従来のHaloシリーズのテクスチャに一新されています。
が、オリジナルの場合スカルが見えないなどの欠点もあるので注意。
個人的には暗くて全く見えなかったシーンがコントラスト調整やらで見えるようになったのが楽だったなぁ。
いつもヘッドライトの電力消えて面倒だったよ。

■　実績
CEA自体の実績はオフやCOOPでクリア、トリッキープレイ、収集でコンプ可能ですがやや難しめ。
スカル収集はグレネードジャンプしないと取れない物があるのである程度腕が必要。
マルチプレイ実績はCEAではなくReachの方になるのでReachの実績も稼ぐ場合は別途購入。
まぁ、CEA買う人はReachも持ってる人多そうなんですがね。

いくつかの実績はスカルオンでも可能です。（砂残り4発は無限スカルで不可）

■　総評
Halo4がちょっと心配85点。

今回は完全に343Industriesが開発になっています。
343はバンジーがHaloプロジェクトから外れ新しくHalo用開発チームとして作られました。
確かにHalo1の再現やHDグラフィックは良かったもののCOOPの遅延の面が気になります。

それとマルチプレイがアニバーサリー用なのでReachでアニバ入れてる人かCEAの人としか遊べません。
なのでマルチは若干体験版やオマケ程度になってしまいますね。
あとは振動が結構強く多いので振動障害に注意かな。
銃を撃つだけで中クラスの振動、イベントでゆれるシーンは強クラスで長めに振動します。

で、Halo1の再現とありますが壁すり抜けや壁に埋まった武器がくるくる回るなどもあります。
すり抜けを使うとフラグが立ってないので待機中の敵は棒立ちだったり舞台裏がみれます。
が、当然そのルートまでの敵をすっ飛ばすので戻る時は行きと帰りの敵すべて相手にしないといけないので
あんまり使える技じゃなかったり。

しかし、ホグの挙動もまんまなのでラストがしんどいなぁ。

スカル実績
いくつかグレネードジャンプで角度やタイミングを計らないと高台に届かない場所があります。
それがもう何十回もやり直しで凄いイライラだし、基本自爆ジャンプだから体力的に1回しか出来ないし。
Reachの時も崖からジャンプして敵の背後から暗殺キルを取ると言う実績があったけど
成功しても実績側の設定タイミングがあってないから結局取れなかったからなぁ。
もうタイミング系のバグレベルな実績は勘弁して欲しいですよ。